Cursor v0.5 アップデート:生産性を向上させる新機能の全容

2025/5/17

概要

Cursorのバージョン0.5では、開発者の生産性向上を目的とした新機能が導入されました。統一された料金体系、バックグラウンドエージェント、更新されたインラインエディットなど、AIを活用した開発ワークフローを改善する機能をご紹介します。

✨ 主な新機能

1. バックグラウンドエージェント(プレビュー版)

バックグラウンドエージェントは、開発者の作業を中断することなく、複数のタスクを並行して実行する機能です。

主な特徴

2. 新しいTabモデル

複数ファイルにまたがる変更を提案する新しいTabモデルを導入しました。

主な機能

3. フォルダコンテキストの改善

フォルダコンテキスト機能が更新され、プロジェクト全体の情報をAIに提供できるようになりました。

新しい機能

4. リフレッシュされたインラインエディット (Cmd/Ctrl+K)

インラインエディット機能のUIと操作性が更新されました。

新機能

全ファイル編集は、エージェントを使わずにファイル全体の変更を行う機能です。特定のコードブロックについて複数ファイルにまたがる編集が必要な場合は、選択したコードブロックをエージェントに送信して編集を続けることができます。

🔧 改善点と修正

📝 その他の変更点

👍 おすすめの設定と使い方

バックグラウンドエージェントの活用

🤔 よくある質問と解決策

「バックグラウンドエージェントはどうやって有効にするの?」

解決策: 設定メニューから「Beta」セクションを開き、「Background Agent」オプションを有効にします。この機能は段階的にロールアウトされているため、すぐに利用できない場合もあります。

「マルチルートワークスペースはどうやって作成するの?」

解決策: 「File → Add Folder to Workspace」からプロジェクトフォルダを追加します。すべての追加されたフォルダがインデックス化され、Cursorで利用可能になります。

「新しい料金体系はどう変わったの?」

解決策: すべてのモデル使用がリクエストベースの料金に統一されました。Maxモードはトークンベースの料金になり、プレミアムツール呼び出しと長コンテキストモードは簡素化のため削除されました。各プランの基本クォータは変更されていません。

📋 まとめ:主要ポイント3つ

  1. バックグラウンドエージェントによる並列タスク処理機能の追加
  2. 統一された料金体系とMaxモードの全モデル対応
  3. マルチルートワークスペースと更新されたエディット機能の導入

参考資料

用語解説

この記事をシェアする

関連記事